いま、全国的に犬や猫の殺処分をゼロに近づけるためのさまざまな取り組みが行われている。そんな中でも、なかなか殺処分数を減らすことができないのが、赤ちゃん犬や猫。赤ちゃん犬や猫は、保温して数時間おきにミルクを飲ませ、排泄をうながすなど、つきっきりで特別なケアが必要なため、センターの職員だけでは手が足りていないのが現状だ。
そこで、みやざき動物愛護センターでは、宮崎市在住の市民の中から子犬や子猫を預かり育ててくれるミルクボランティアを募り、ドライフードなどを自力で食べられるようになったらセンターに返しもらい新しい飼い主を探す事業をスタートさせた。
ミルクボランティアとしての活動を希望する人は、応募要領により、事前に申し込み後、ボランティア研修会に参加し、個別面談を行い登録が決まると、必要に応じてボランティアの依頼がくる。
登録済みのミルクボランティアは、センターから離乳前、およそ生後1週齢~5週齢の子犬、または子猫を預かり、離乳までの数週間~1ヶ月間、1日4~5回の授乳や、排泄補助、健康観察などの世話をする。そして、ドライフードが食べられるようになればセンターに返す。ミルク・哺乳瓶・ペットシーツ・ヒーターなど必要最低限の物資は、センターから貸し出される。
募集人数は5名程度。諸条件、申し込み方法はサイトを確認のこと。問い合わせは、電話:0985-85-6011 まで。
関連URL: ミルクボランティアを募集します みやざき動物愛護センター