人と猫が共生する街づくりの一助になることを目的として2010年より開催されている「吉祥寺ねこ祭り」は、地域店舗の協力のもと「むさしの地域猫の会」へのチャリティーイベントとしてスタート。その後、「猫」をキーワードとした地域密着型イベントへと発展してきた。「吉祥寺ねこ祭り2018」の開催期間中は、「むさしの地域猫の会」への募金箱の設置やパンフレットの配布を行い、募金は地域猫の活動資金に充てられる。
イベントでは、さまざまな店舗が猫に関わる展示や雑貨販売を行う。「ねこパン」の販売や、レストランでの特別メニューの提供をはじめ、猫映画の野外上映などスペシャルイベントも盛りだくさん。スタンプラリー企画では、集めたスタンプ数に応じて「吉祥寺ねこ祭り」オリジナルグッズがプレゼントされる。
コピス吉祥寺4階のアートギャラリー(武蔵野市吉祥寺本町1-11-5)では、今年の1月に札幌の富士フィルムフォトサロンで写真展を開催し、写真集「ゆきねこ」「かべねこ」を出版した北海道在住の「吉田裕吏洋」さんと、武蔵野市在住の「ふかがわゆうこ」さん、ふたりのフォトグラファーによる写真展「蝦夷のねこ、東京のねこ」を開催。北の厳しい冬に生きる「ゆきねこ」と、家庭でのんびり暮らす「いえねこ」。同じ猫をモチーフとしながら、異なる表現方法で美しく描き出す。
10月7日(日)には、犬猫グッズ専門店&カフェCOREにて、むさしの地域猫の会「猫の譲渡会」が行われるほか、吉祥寺ねこ祭りの定番企画、猫が主役の映画だけを集めた「にゃんこ映画祭」が、野外、猫カフェ、映画館の3カ所で上映される。詳しいスケジュールや、各店舗による企画は公式サイトを参照。
ワールドペットニュース
吉祥寺が猫・ねこ・ネコに染まる1ヶ月、「吉祥寺ねこ祭り」がスタート
ニュース全般