まだ12週齢の幼いチワワを襲ったのは、大きなバーベキューフォークだった−−今年1年間に起きた動物ニュースを振り返るとき、間違いなく仰天ニュースNo.1に輝きそうな、とんでもない珍事件がアメリカで起きた。
このニュースを伝えるメディア各紙によると、事故にあったのはケンタッキー州ロンドン在住のヒューイ・ウェイジャースさんの愛犬、チワワの「スモーキー」。
悲劇はウェイジャースさんらが家族と庭でバーベキューパーティーをしているときに起きた。なんと、グリルの上にあった巨大なバーベキューフォークが、運悪くそばで遊んでいたスモーキーの頭上に降ってきて、頭に突き刺さってしまったのだ。
さらに悪いことに、パニックを起こしたスモーキーをウェイジャースさんが捕まえようとするより速く、彼は巨大フォークを頭に刺したまま、近くの林に走り去ってしまった。
幸いにもその2日後、ウェイジャースさんは林の茂みのなかにうずくまっているスモーキーを発見、近所の動物病院に急行した。
動物病院のスタッフは当時を振り返り、「初めてスモーキーを見たとき、自分の目が信じられませんでした」とコメントしているが、さらにみなを驚かせたのは、レントゲン写真に写った傷の状態だった。
スモーキーの頭に刺さったフォークは彼の頭蓋骨を貫通し、脳に深々と突き刺さっていたのだ。この結果から、スモーキーの生存の可能性は五分五分だと思われた。
しかし、スモーキーのビジュアル的な衝撃度とは裏腹に、その後行われた緊急手術はたったの30秒で終了(フォークを抜いただけ)。術後の経過も良好で、今はほぼ完全に回復した状態だという。
若干右目の反応が鈍いため、スモーキーの手術にあたったキートン・スミス獣医師は、まだしばらくは経過観察が必要だとしつつも、おそらく時間の経過とともに回復するだろうと見ている。
あれほど見事に(?)フォークが脳に突き刺さったにもかかわらず、ほぼ完全回復を見せたスモーキーは、まさに“奇跡のイヌ”。とはいえ、おそらく“バーベキュー恐怖症”という後遺症は、一生彼につきまとうだろうが……。 |