生活習慣病関連の研究・診断支援などを行う株式会社スカイライト・バイオテックは7月29日、コレステロールや中性脂肪などの、愛犬の脂質に関する調査結果を発表した。
この調査では、スペクトラムラボジャパン株式会社、日本獣医生命科学大学獣医学科獣医内科学教室と共同で、脂質異常が疑われ、同社が開発したペットの脂質代謝詳細検査サービス「LipoTEST」を実施した愛犬、2484症例に関して集計が行われた。
その結果、全症例中、約7割(1880症例)が高脂血症を起こしており、その内訳は、高コレステロール血症が46%(1142症例)、高中性脂肪血症が62.6%(1555症例)となった。両方の異常を発症したケースも3割にのぼるという。
また、高コレステロール血症を起こしているイヌに、「悪玉コレステロール」として知られている「LDLコレステロール」が異常に増加している例が多数見られた。
犬種別調査では、ミニチュア・シュナウザー(249症例)、シェットランド・シープドッグ(239症例)、シー・ズー(208症例)の順に発症例が多く、これらの犬種には先天的な高脂血症の報告もあるため、同社は該当犬種のオーナーは生活習慣に特に注意が必要だとしている。
同社は、低脂肪のペットフードへの変更や、高脂血症治療や肝機能を高める薬剤の投与によって改善した例が多数報告されており、今後は改善事例についても調査を進め、発表していくよう努めていきたいとしている。
ペットの脂質代謝詳細検査サービス「LipoTEST」は、血中脂質プロファイリング解析をペット向けに応用開発した検査サービスで、微量の血液でコレステロールや中性脂肪量などを測定でき、全国約1700の動物病院で受診できる。 |