悠々と飛ぶカモメを見て、自分も飛べると思ったのだろうか……? イギリスから、300フィート(約91メートル)もの高さから落下したイヌが、奇跡的に助かったという驚きのニュースが入ってきた。
23日付の英「デイリー・メール」紙によると、奇跡の大ジャンプを決めたのは、ベン・マークウィックさんとパートナーのケリー・イクサーさんの愛犬、メスのイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル「ポピー」。
ハプニングは、マークウィックさんに頼まれ、妹のライアさんが彼氏と一緒に、ポピーの散歩に出かけたときに起きた。
観光地として名高いイースト・サセックスのセブン・シスターズ・クリフを散歩中、飛んでいるカモメに興奮したポピーが、突然鳥たちを追いかけまわし始めた。
通常はしつけが行き届き、行儀がいいという彼女だが、このときばかりはテンションが上がりすぎたのか、ライアさんらの必死の制止も聞かず崖っぷち目がけて猛ダッシュし、そのままダイブしてしまったのだ。
「すべてが一瞬で起きた。大変なことになってしまったと頭がクラクラした」と、ライアさんはそのときのことを振り返る。
前述の通り、この崖の高さは約91メートル。当然、最悪の事態を覚悟したライアさんたちだが、彼氏が意を決して下を覗き込んだところ、なんとそこには力強くイヌかきをし、岸を目指すポピーの姿が。
兄カップルの大切な愛犬が無事だったことにホッとしたのもつかの間、今度は波にさらわれ溺れてしまうことを心配したふたりは、沿岸警備隊と王立救命艇協会(RNLI)に救助を要請。現場に駆けつけた隊員らが、びしょ濡れでショック状態のポピーを無事救助したのは、それからまもなくのことだった。
ポピーはすぐさま動物病院に搬送され、検査の結果、肺が一部虚脱していることがわかったが、翌日には自力で元に戻ったそうで、現在はすでに完全に回復しているという。
一報を受けたイクサーさんは「崖から落ちたと聞かされたけど、まさかこんな高さからだとは夢にも思わなかった。助かったのは本当に本当にラッキー」とコメント。
また、「きちんとしつけされた子だけど、動物の本能的な行動は予測できないから、今度崖の近くを歩くときはちゃんとリードをつけるように気をつけるわ」と反省している模様だ。 |