フランス、スイス、オランダなどヨーロッパ各地や、台湾でも個展が開催され「猫の画家」として人気が高い高橋行雄氏が、猫の美しさを表現するために常に追い求めているのは「フォルム」と「テクスチャー」。「猫の曲線美を単に写すだけならそれはアートではない。フォルムは自ら模索し創り上げたものでなければならない」と断言し、完成されたフォルムを求めては、同じモチーフを繰り返し手がけることもある。猫の柔らかな質感や細かい毛並み表現のために画材を厳選する高橋氏は、版画用紙に色鉛筆だけで描くという独自のスタイルを貫き通している。
個展では、猫の生き生きと愛らしさと、表現の細部まで神経の行き届いた高橋行雄氏が描く美しい猫の世界が堪能できる。期間は、6月14日(水)から6月18日(日)まで。時間は午前11時から午後6時まで(初日は午後2時から。最終日は午後4時まで)。入場は無料。
ワールドペットニュース
猫の画家・高橋行雄展「猫と歩む軌跡ー東洋の美学ー」14日から銀座で開催
エンタメ・カルチャー