２本の足で立つ姿がなんとも愛らしいプレーリー・ドッグ。北アメリカ原産で、野生下では、地面に迷路のように深い巣穴を掘り、群れで暮らしています。リスの仲間ですが、樹上でなく地上の草原（プレーリー）で暮らすことと、危険が迫ったとき「キャンキャン」とイヌのように鳴いて仲間に知らせることから、この名前がつけられました。

日本でペットとして広く流通しているのは、尾の先に黒い毛のある「オグロプレーリードッグ」という種類です。

寂しいとストレスをため、かまい過ぎるとわがままを発揮する、といったなかなかむずかしい性格の持ち主ではありす。

大きさ/寿命

頭胴長：約28～33cm　尾長：約10cm　体重：約800～1500g

被毛のタイプ

やや堅めの毛で、尾は細長い。

カラー

全身薄茶色で、腹部のみ白。全身が白いアルビノ種もあります。

飼育スペース

専用ケージがか、ウサギやフェレット用のものを用意します。運動量が多いので、床面積の広いものを。中にはゆっくり休める巣箱を用意してください。

運動

なるべくケージの外に出し、一緒に遊んであげましょう。

お手入れ

プレーリードッグは砂浴びをして、被毛の状態を保っているので、ケージには砂場を用意してあげましょう。ツメが伸びてきたらカットする必要がありますが、根元のピンクの部分には血管が通っているので要注意です。

食餌

チモシーなど繊維質の多い牧草を中心とし、ペレット（総合配合成形飼料）や野菜、果物などは少量にします。

飼育難易度

トイレのしつけ

こんな人に向いています

プレーリー・ドッグの性格を理解できる人。昼間かまってあげられる人。