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“猫欲”も満たせる！　DVD 『にゃんこんと2』発売記念イベント開催

　2011年3月に発売され、大きな話題を呼んだ第一弾に続く本作は、ブログなどにアップされた投稿動画にナレーションをつけ、クスッと笑えるコント仕立てにしたおもしろ猫動画を中心に集めたオムニバスDVD。

　前作に続き、コントのナレーションを担当した池田さんは、イベント前に行われたプレス取材で「オッサンなのでかわいい声は出せないけど、猫は見た目がもうかわいいので、声とのギャップが楽しいかと思ってあえて地でやりました」と語った。

　しかし収録は思いのほか大変だったようで、「動きに合わせてセリフを言うのは得意なほうだけど、猫の動きはまったく予測がつかないので、タイミングを合わせるのがとても難しかったです」と苦労話を披露した。

　その甲斐あってか（？）、トークイベント後の試写会では、池田さんの絶妙なセリフまわしで来場者からも大いに笑いが巻き起こっていた。

　一方、エンディングテーマ「僕のクロネコちゃん」についてワタナベさんは、「猫の歌をずっと作りたかったけど、“俺はロックバンドのメンバーだ”という自意識があって、今まで作れなかった」と明かし、「今回のお話しをいただいて、ここぞとばかりに作りました。自己満足ソングです」と照れ笑いを浮かべたが、池田さんも「“自分の猫が一番かわいい”という気持ちは多分みんな持っているから、すべての愛猫家がうなずける内容なのでは」と太鼓判を押した。

　実は今年1月に15年間飼い続けた愛猫を亡くしたばかりだというワタナベさん。この歌に登場する“クロネコちゃん”はまさに亡くなった愛猫「クロちゃん」のことだそうで、「生きている間に曲ができあがったので、間に合ってよかったです」と語った。

　ちなみに、おふたりは無類の猫好きだそうで、ワタナベさんは前述の通り15年来猫と暮らしており、池田さんも過去に実家で7匹の猫と暮らした経験を持つとか。猫との印象深いエピソードを聞かれると、ワタナベさんは「なぜか電話が大好きで、僕あてにかかってきた電話も先に出ちゃうんです。話していても僕と受話器と間に入ってきて返事をして、“お前と話しているんじゃない！”と怒られたことも」とコメント。

　また、池田さんは「妹が失恋して大泣きしていたとき、7匹全員が妹のところに集まって慰めていました。もうナウシカ状態で（笑）。気持ちがわかるんですかね？」と語った。

　そんな池田さんは残念ながら現在は猫と暮らしていないそうで、このDVDについて「僕みたいに猫を飼いたくても飼えない人には、癒されるしかわいいし、本当にありがたい。“猫欲”がムラムラしているときに観ると、気持ちが収まって助かります」と語り、「今後もどんどんおもしろ動画を投稿していただいて、『にゃんこんと3』も発売されるようにお願いします！」とアピールした。

　『にゃんこんと2』は前述の通り、猫の投稿動画をコント仕立てにしたおもしろコーナーのほか、人気猫カメラマン関由香さんの撮影密着、アセラブログとのコラボ企画として行われた動画コンテストの受賞作品など猫三昧な内容で、株式会社バップより2月22日（水）の「猫の日」に発売される。価格は“肉球”にひっかけて2990円（税込）。なお、ブログや雑誌などで人気のエキゾチック・ショートヘア「クロエちゃん」が前作に続きMCを努めている。

　また、エンディングテーマ「僕のクロネコちゃん」を収録したホフディランの最新アルバム『2PLATOONS』も同日発売される。とてもステキな曲なので、こちらもぜひ。