会場には画家、イラストレーター、漫画家、造形作家などさまざまなジャンルのアーティスト、40名の猫がテーマとなっている作品が並ぶ。中でも、今回初展示されているSF作家・故小松左京氏が、SF作家になる遙か以前の旧制高校時代に漫画家でビューしていたころの猫が登場する時代劇マンガ原稿と、晩年の猫が描かれた自画像風の落書きが注目を集めている。

　また、写真家・深瀬昌久氏が雑誌「ミセス」用に撮影した、小松氏を襲い、全身に19カ所の傷を負わせた小松家歴代の飼い猫の中で最も凶暴な猫チャオの写真や、歴代一の美女（猫）お紺をモデルに描いた添田一平氏のイラストも今回初展示されている。

　開催時間は、午前11時から午後7時半まで。最終日は午後5時半終了。入場は無料。問い合わせは、スパンアートギャラリー、電話：03-5524-3060　まで。

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