1. ペット大好き!
  2. ワールドペットニュース
  3. くっきり分かれた境界線が美しい、2色の顔を持つ猫

ワールドペットニュース

くっきり分かれた境界線が美しい、2色の顔を持つ猫

海外

まるで加工した写真かと疑うほど変わった「顔色」を持つ猫がイギリスに住んでいる。
ナーニアという名のその猫は、生まれた時から顔の右半分がグレーで、左半分が黒い。その2色が顔の中心線を境にくっきりと綺麗に分かれているからなんとも不思議だ。

こうした特徴は「キメリズム」という、遺伝子の異常が原因の場合が多い。通常動物の体内には同じ遺伝子が存在するが、キメリズムを持つ動物の体内には異なる遺伝子が共存しており、1つの個体にも関わらず体の部位によってまったく違う外観になることがある。

しかしナーニアの遺伝子を調べた結果、ナーニアの体内のDNAは1つだけでキメリズムではないと証明された。ではなぜそんな顔の模様を持って生まれたのだろうか?
顔は黒とグレーで、胸は白く、体全体は黒い。実は毛色だけでなく、彼の青い目も非常にめずらしい。青い目は白猫の特徴で、通常黒い猫は青い目を持たないというから、ますます謎は深まるばかり...。

ナーニアは健康には問題なく、3歳となった今は2匹のとてもかわいい子猫の父親でもある。1匹は全身グレーで、もう1匹は黒で胸と下あごが白い。ヘンテコな感じで3色が混じったナーニアの毛色がうまく分類され、子供達は普通の毛色に仕上がっている。2匹とも人気ですぐに里親が見つかったそうだ。

ナーニアがどうして2色の顔を持つのかは未だ解明されないが、彼の子供のかわいさはきっと特別な遺伝子の賜物かもしれない。

関連URL: Cat With Two-Tone Face Fathers Kittens In Each Of His Colours

  • ペット保険比較 あなたのペットに最適な保険を選ぼう
  • メルマガ会員募集
  • 4コマ漫画「ネコチチイヌハハ」
  • 全国のペットショップの採用情報
  • ペットライブラリー株式会社
  • あにまるケアハウス