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太っちょの保護猫パンプキン、SNSで大人気に

海外

息をするのもやっとで、体が大きすぎて歩くことさえままならなかった茶トラ猫のパンプキンが動物保護施設にやってきたのは3月のこと。飼い主が亡くなり、行き場を失っていた。

パンプキンの体は汚れておりノミも少しいたが、何より深刻だったのは重度の肥満だった
体重は11キロ。ほとんど動くことができず、体重の負担で脚はO脚のようになり、歩くときもよたよたとした足取りだった。診察するのも簡単ではなく、少し動くだけで呼吸が苦しくなり、顔色が青ざめるほどだった。

亡くなった飼い主の娘さんに話を聞くと、パンプキンは当時5歳前後。これまでに2回出産しており、かわいがるあまり食べ物を与えすぎてしまったことも、体重増加につながったようだ。
施設長はそのときすでに3匹の猫と暮らしており、気になる動物をすべて一時預かりしていたら、家の中がいっぱいになってしまうと危惧したが、それでも、パンプキンのことはどうしても気になった。

「パンプキンは大きな体に、表情豊かな目を持っていました。鳴くこともほとんどなく、その大きな目で気持ちを伝えてくるのです。診察台に仰向けになったパンプキンは、頭を持ち上げることさえできませんでした。それでも、私と目が合うと、じっと視線をそらしません。まるで「お願い、助けて」と語りかけているようでした」。

施設長の家で新たな生活をスタートしたパンプキンは、ほとんどの時間を猫用ベッドで眠って過ごしながら、新しい食事に少しずつ慣れていった。
そんなパンプキンの動画を初めてインスタグラム(ユーザー名:seelbachc)に投稿すると、動画はたちまち数百万回も再生されるほどの人気となった。

今では街中で「パンプキンのパパですか?」と声をかけられることもあるようだ。
コメント欄には「彼女のためなら命を捧げてもいい」「動画を見ると心が癒やされる」といった温かなメッセージが次々と寄せられる。パンプキンの姿には、多くの人の心を引き寄せる不思議な魅力があるのだろう。

そんなパンプキンには、うれしい変化も表れている。被毛は以前よりつややかになり、家の中を移動するのもずいぶん楽になったようだ。
体重も約1.4kgも軽くなり、今では、なんとソファに登り、ほかの猫たちと一緒に横になれるまでになった。

こうした変化は、食事を改善し、無理のないペースで体重管理を続けてきた成果だろう。また、SNSを通じて応援してくれるファンの温かいメッセージが、パンプキンと飼い主家族にとって大きな支えとなっている。

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