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ペットにとっての快適な室温 84.3%が「知らない」 ダイキン工業調べ

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 全国の20代~70代の男女600人を対象に実施したこのアンケートは、“空気”に関する現代人の意識や課題を浮き彫りにすることにより、日頃意識されにくい“空気”に対して多くの人々に興味と関心を持ってもらうことを目的に、2002年にスタートした。

 19回目の今回は、今や家族の一員として位置づけられる「ペット」をテーマに、室内でペット(犬、猫)を飼っている人を対象に、ペットと人間が共生するための空気環境についての調査を実施した。

 まず、「ペットと一緒に暮らすようになって気になっていること/関心があることについて」の問いに対し、1位の「ペットの食べ物・飲み物」(27.3%)、2位の「ペットの病気」(19.2%)に次いで、「室内の空気の質(抜け毛、清潔度など)」が3位に続いた(13.8%)。さらに、5位には「ペットのニオイ」(9.2%)もランクインし、ペットオーナーの「空気の質」に対する関心の高さがうかがえた。

 一方で、最近では特に夏場の熱中症対策などで注目されるペットの飼育環境の温度管理だが、ペットに関する関心事で「室内の温度・湿度管理」と回答した人はわずか3.7%にとどまり、あまり意識されていない実態が見えてきた。実際、「ペットが室内で暮らす上での適温」について、「適温を知らない」と回答した人が84.3%にのぼったという。

 ただ、「夏場のペットの留守番」についての設問では、76.0%の飼い主が何かしらの暑さ対策を実施していると回答し、なかでももっとも多かったのが「エアコンをつけたまま外出(29.2%)」で、次いで「窓を少し開けて外出する」(23.5%)、「扇風機やサーキュレーターをつけて外出する」(13.2%)と続いた。

 同社はこの結果について、「ペットの健康を大きく損なう可能性のある夏場の熱中症対策に関しては理解が十分とは言えず、あらためてペットと共生する空気環境について意識する必要がありそうだ」と分析している。

 同社公式サイトでは上記設問以外にも、ペットと暮らす上で室内の空気に関して気になることとその対策、冬場のペットの留守番に関する調査結果や、それらの結果に対する、赤坂動物病院 副院長の柴内晶子先生の解析なども公開されている。

関連URL: ダイキン工業株式会社 関連記事

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