「2022年2月22日までに日本の猫の殺処分を0にする」をスローガンに掲げ、さまざまな保護猫活動を展開しているネコリパブリックが、お茶の水に続き、中野に2店舗目をオープンする。

　ここ、ネコリパ中野店で譲渡される猫は、すべて猫エイズキャリア（猫エイズ陽性）。ネコリパでは、猫エイズとは言わず「りんご猫」という名称で呼ぶ。猫エイズウィルスキャリアということが、里親探しのハンデにならないように、猫エイズの偏見を取り除き、正しい知識を持って猫エイズキャリアの猫と接して欲しいという希望を込めて、りんご猫（エイズ猫）は安心して飼えることを広めたいとしているのだ。

　猫エイズは「エイズ」という名前が付いていることで、人の「エイズウイルス（HIV）」と混合されがちだが、猫免疫不全ウイルス（FIV）による感染症で、人間の病気とはまったく関係性がなく、人に感染することもない。猫同士の感染力も非常に弱いので、日常生活レベルでは、ほぼ感染の可能性は低い。

　また、猫エイズウイルスキャリアの猫でも、室内でストレス軽減や適切な体調管理を行い、穏やかに暮らすことができれば、ほとんどの猫は発病することなく、猫エイズのキャリアではない猫と同じように、その寿命を全うすることができる。

　ネコリパ中野には、新しい環境に移ってもすぐご飯を食べて、トイレも使えるオオモノの白黒ハチワレのライくん。白猫の白吉くんはなんと7.4kgの大型猫。ずっとケージ生活だったという、これまた重量級の薄い茶トラのはちみつくんに、交通事故に会い2度の手術を頑張ったミケちゃんなど、新しい家族との出会いを待っている猫たちが来店を迎えてくれる。

　ネコリパ中野店は、中央線中野駅北口徒歩3分。営業時間は平日午後2時から20時、土曜日は午前11時から午後8時、日曜日は午前11時から午後6時まで。定休日は水曜と木曜日。お問合せは、ネコリパ中野店（03-5942-7166）まで。

　また、現在ネコリパ中野店では、「猫部屋ボランティア」を募集中。詳細は、リンク先まで。

関連URL: 保護猫カフェ　ネコリパブリック東京　中野店Facebook ネコリパ中野店 猫部屋ボランティア募集