写真家の星野俊光氏が企画した今回の企画展には、23人の写真家による約200点の作品を展示。出展作家は山崎友也氏、米屋こうじ氏、吉永陽一氏、星賢孝氏、宮本快暢氏、punkuma氏、大塚義孝氏ら。

　4階・5階のギャラリーでは、「とっておきの鉄道情景」として、熊本地震の影響により長期不通の区間がある「南阿蘇鉄道」や「只見線」、さまざまな取り組みで存続されている「わたらせ渓谷鐡道」や「いすみ鉄道」などのローカル線を特集展示する。撮影者がその沿線に住みながら、深く関わってきたからこそ捉えることができたドラマチックな「とっておきの鉄道情景」写真だ。

　3階のギャラリーでは、鉄道や駅の風景に「猫」がよく登場することに着目した「猫のいる鉄道情景写真」を展示。ローカル線や工業地帯の引き込み線、下町の線路端でくつろぐ猫など、東西の猫写真家が撮影した思わずほっこりする猫の写真作品が勢揃いする。

　7月29日（土）午後5時から6時には、米屋こうじさん × 山_友也さんのギャラリートークが、午後7時から8時は今回の展示テーマ「上空から鳥目線で見つめる鉄道情景。」について吉永陽一さんがギャラリートークを行う。

　「鉄道」と「猫と鉄道」写真展は、7月25日(火)から30日(日）まで。開催時間は、火曜日から木曜日までは午前11時から午後7時まで、金曜日と土曜日は午後8時まで、最終日日曜日は午後5時までとなっている。会場は、渋谷にあるギャラリー・ルデコ 3F・4Ｆ・5F（東京都渋谷区渋谷3-16-3　高桑ビル）。入場料は500円（3～5Ｆフロア共通入場券、小学生以下無料）。会場では、南阿蘇鉄道への義援金も募る。

関連URL: 鉄道写真企画展「鉄道」と「猫と鉄道」写真展 オフィシャルサイト「鉄道」と「猫と鉄道」写真展 公式サイト ギャラリー・ルデコ