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世界一孤独なゾウがパキスタンの動物園を去る

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パキスタンの動物園で35年以上暮らしてきた像のカーヴァンが、世界中の動物権利団体の要請を受けてついにカンボジアの動物保護施設へ移動することなった。

カーヴァンは長年、自由に歩き回ることのできないほど小さな檻に閉じ込められて暮らしてきた。そうした劣悪な環境で人の愛情を受けず生活してきたため、心身ともに不健康な状態になってしまった。
健康診断の結果、カーヴァンは運動不足で肥満気味だが、必要な栄養を与えられず栄養失調の症状が見られた。さらに、コンクリートの床を長年歩いていたため、足の爪は割れていたり伸び過ぎてしまっている。
2012年にパートナーであった像が亡くなってひとりぼっちになってからは、毎日が孤独との闘いだった。毎日、何時間もずっと頭を前後に振り続ける。これは像が退屈なときに見せる典型的な行為だ。

パキスタン動物園はカーヴァンをはじめ、園内の多くの動物の権利を無視していると批判され、2016年以降は各国の動物権利団体やアメリカの歌手シェールなどが動物たちの移転を呼びかけてきた。

今年5月にパキスタンの最高裁は、動物園の劣悪な環境と組織的な怠慢を批判し、園を閉鎖するように命じた。
悲しくも7月に移転を予定していた2匹のライオンは、園のスタッフが輸送用のコンテナに2匹を押し込めようと火をつけて脅した際に死んでしまった。

カーヴァンは健康診断の結果、体は弱っているがカンボジアへ移動するための体力はあると判断され、現在手続きの最終段階に差し掛かっている。

無事にカンボジアへ移転し、終の住処でのんびりと余生を楽しんでくれることを世界の多くの人が望んでいる。

関連URL: ‘World’s loneliest elephant’ allowed to leave zoo for better life

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