ドリアン農場を営むあるタイの家族にはとっても可愛いお手伝いさんがいる。家族が2014年から飼っているレトリバー犬のジュブジブだ。

農場では毎年収穫の時期になると、カゴいっぱいの新鮮なドリアンと一緒に微笑むジュブジブの写真を撮るのが恒例になっている。写真に写るジュブジブは可愛らしい日除け帽子とスカーフを身につけており、チェックや花柄など、毎回違うファッションでお客さんの目を楽しませている。

ドリアンはその強烈な香りがしばしば生のソーセージや腐った肉の匂いに喩えられ、マレーシアやシンガポールでは公共の場でドリアンを持ち込むことが禁止されているほどだ。
犬は匂いに敏感であるが、ジュブジブはドリアンの匂いを気にする様子は全然なく、いつもにんまりと誇らしげにドリアンの隣で座っている。

ジュブジブの写真はオンラインで話題となり、今ではタイの有名犬として各国のメディアが注目している。家族はその人気にあやかり、今ではジュブジブの写真つきのロゴシールをドリアンの箱に貼っている。
キュートな看板犬おかげで、生ドリアン、ドライドリアンともに売上げがうなぎ上りで増加しているようだ。

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