雪が降り積もると多くの野生動物は巣ごもりをして寒さに耐えるが、極寒であろうと楽しむことを忘れない愉快な動物もいる。

シアトルに住むウィストロムさんはワシントン湖周辺を歩いていると、カワウソの群れが雪の積もる船渠で遊んでいるのを目撃した。
カワウソたちは寒さを気にするどころかむしろ上機嫌でしっぽをくねらせ、雪の上をジャンプしたり腹ばいになって滑って遊んでいる。その姿は子どものように無邪気で可愛らしい。

カワウソのように冬眠をしない夜行性の動物は、冬期は昼間でもアクティブに過ごす習性があるようだ。水をはじき、保温機能の高い厚い毛皮のおかげで、カワウソたちは吹雪であろうと雪が積もろうとへっちゃらで外遊びを楽しんでいる。

寒くてなかなか暖かい部屋や布団から出られないこの季節。カワウソたちを見習って積極的に外に出てみると、新しい刺激をもらえるかもしれない。

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