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パキスタンでペットのライオンが逃亡し人を襲う

海外

逃亡したペットのライオンがパキスタン、ラホールの路上で女性と子供を襲うという事件があった。
警察が公開したCCTV映像には、木曜日の夜、ライオンの家の周りの障壁を飛び越え、買い物をした女性を追いかける姿が映っていた。
ライオンは女性の背中に飛びかかり、女性を地面にたたきつけた。警察の報告書によると、ライオンはその後、5歳と7歳の子供たちに襲いかかり、腕や顔をひっかいたという。
3人とも病院に運ばれたが、命に別状はなかった。

信じられないことに、家を飛び出した飼い主は、ライオンが通行人を襲うのを見て「面白がっていた」ようだ。
「容疑者たちはライオンを連れて現場から逃走した。彼らは事件から12時間以内に逮捕されました」と、ラホールの副警視総監室はメディアに語っている。
ライオンは生後11ヶ月のオスで、警察に押収され、野生動物公園に送られた。施設の職員によると、ライオンの健康状態は良好だという。

同国で最も人口の多いパンジャブ州では、エキゾチックアニマル、特に大型ネコ科動物をペットとして飼うことは、特権と権力の象徴と考えられてきた。

2024年12月、ラホールの別の地区でライオンの成獣が囲いから逃げ出し、人々を襲おうとして警備員に射殺された事件があった。この事件をきっかけに、州政府は大型ネコ科動物の売買、繁殖、所有を規制する新しい法律を制定した。
この法律では、住宅地での飼育が禁止されている大型ネコ科動物について、所有者はライセンスを取得しなければならなくなった。ブリーダーは登録のために高額な手数料を支払わなければならず、農場は最低でも10エーカーの広さが必要である。

しかし、そもそもライオンは野生動物で、人間に飼われるべきではないという考えはいつになったらパキスタンで浸透するのだろうか。

関連URL: Video: Escaped Pet Lion Attacks Woman And Children On Pakistan Street

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