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盲目のアメリカ人の介助犬が盗まれる

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目の不自由な人にとって、介助犬は命づなのようなもので、物理的な生活サポートはもちろん、精神的にも大きな支えになっている。
それにもかかわらず、盲目の人が飼っている犬が盗まれるというきわめて非人道的な犯罪がアメリカで起こった。

GoFundMeの情報によると、アンヘル・サンティアゴさんは緑内障によって視力を失い、介助犬である14歳のダックスフンド「バム・バム」と暮らしていた。
今年5月、バンバンがシカゴにある自宅の裏庭にいたとき、門から侵入した2人の見知らぬ男に連れ去られた。サンティアゴさんは止めようとし、容疑者の1人をつかんだが、彼らを追うことはできなかった。

58歳で盲目のサンティアゴさんは愛犬を見つけようと、毎日7マイル(約8キロ)歩き、チラシを配り続けた。その後、サンティアゴさんを助けようと、周りの人々がチラシ配りやSNSでの呼びかけ、ペット探偵への依頼などに手を貸し、さらにはGoFundMeを通じて、愛犬を探すために地域の人々に募金協力を呼びかけた。

GoFundMeにバム・バム失踪の情報が掲載された直後、事件はあらたな展開を見せた。8月19日火曜日の夜、身元不明の男女が、シカゴの16区警察署前にバム・バムを置き去りにして立ち去ったのだ。6月5日にサンティアゴさん宅の庭で行方不明になってから約3カ月も経っていた。

GoFundMeには、サンティアゴさんが最愛のペットを抱いている写真がシェアされた。サンティアゴさんはやっとバンバンを抱きしめることができ、感動している様子だった。

しかし、犯人を特定できる有力な情報はいまだ見つかっていない。サンティアゴさんは犯人が見つかるまで諦めないようで、集まった寄付金を報奨金やチラシ作成などに使い、捜査を続けていくつもりだ。

関連URL: Legally Blind Man Reunited with His Elderly Service Dog Months After It Was Stolen

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