
このクリスマスの奇跡は、2年もの歳月をかけて実現した。
ノースカロライナ州グリーンビルの家族が、子猫だった2年前に行方不明になった愛猫ジンクスと再会した。飼い主家族の息子さんにとっては、サンタからの最高のプレゼントとなったに違いない。
地元ABC系列局WCTI12によると、その猫は2023年に生後6ヶ月で失踪した。猫の家族はできる限りの力を尽くして捜索した。チラシを印刷し、近隣住民に連絡し、何週間も毎日探したという。
飼い主の息子であるエヴァン君は同局に、「1年探した後、泣く泣く諦めた」と語った。「それでも祈り続けました。2年間、昼夜を問わず。諦めた後も祈り続けました」。
母親のヒラリーさんも、再会の前夜までオンラインの迷子ペット情報ページや動物保護施設の情報を確認し続けていた。
ジンクスは迷子になってから2年間、野良猫として暮らしていたようで、今年10月に地元の「バーティ郡動物愛護協会」に保護されていた。
同団体が12月21日にFacebookで共有した投稿によると、協会はこの美しくて優しい猫を引き取り、「パンプキンスパイス」と名付けた。
保護団体は、このペットが既に避妊手術を受けておりマイクロチップを埋め込まれていることに気づいた。
「今日判明したのは、彼女の名前がジンクスで、家族は1時間離れた場所に住んでおり、なんと2年間も行方不明になっていたということでした!!」 と公式Facebookで投稿した。
家族が迎えに来た際には「周囲は喜びの涙に包まれた」という。
「今夜は安らかに眠ってねジンクス。君が私たちと一緒にいた日々は幸せでした。今も君と君の家族のために、喜びの涙を流しています」と感情的なコメントで、団体はジンクスを家族へと引き渡した。
飼い主家族はFacebookの投稿に、家族のクリスマスツリーのそばのソファで丸くなって寝ているジンクスの写真を添えて「 家に帰ってきて本当に幸せそう!」 とコメントした。
うまくいかなくても諦めないこと、祈り続ければきっと良いことが起こると証明してくれる素敵なストーリーだ。








