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生後12日の赤ちゃんが飼い犬に襲われる

海外

オハイオ州で痛ましい事件が起きた。生後わずか12日の赤ちゃんが飼い犬によって命を奪われてしまった。

クリーブランド19ニュースによると、12月17日(水)現地時間午前9時過ぎ、プレブル郡カムデン・ウェスト・エルクトン・ロードの住宅で反応のない乳児がいるとの通報を受け、警察と救急隊員が現場に急行した。

警察が翌日実施した検視によると、乳児はベビーベッドから転落した後、犬に「複数回」噛まれた。

911通報音声によると、家族の1人が「赤ちゃんがベビーベッドから落ちて頭を強く打った」と通報員に伝えている。
通信指令員は救急隊員が到着するまで、911通報者に乳児への心肺蘇生法(CPR)を指導したが、隊員が現場に着いたときにはすでに死亡していた。

しかし、生後わずか12日で寝返りもできない赤ちゃんが1人でベッドから落ちることはありえない。
マイク・シンプソン保安官は「この子は家の中にいた犬に噛まれた。犬がベビーベッドを倒し、その後子供に近づいた可能性が高いとみている。家族にとって悲劇中の悲劇だ」と述べた。

シンプソン保安官は犬の品種を明かさなかったが、中型から大型の犬種だと述べた。
現在もなお事件の調査が続いており、その犬は隔離されている。
乳児の身元はもちろん、死因もはっきりと公表されていないが、捜査当局はペットの行動による事故が死亡の原因であると報じた。

「悲劇的な出来事であり、関係する両親や家族に心からお悔やみ申し上げます」とシンプソン保安官は地元ニュースの取材に語った。「いかなる死もつらいものですが、それが子供、特に幼い子供である場合、そのつらさは一層増します」。

この事件は、オハイオ州の犬関連法規を強化する下院法案247号が可決されるわずか数日前に起こった。
この法律は、2024年に2頭のピットブルに襲われた12歳のエイブリー・ラッセルにちなんで「エイブリー法」とも呼ばれる。飼い主の過失に対して刑事罰を科すとともに、人を死亡または重傷させた犬に対する安楽死を認める内容となっており、2026年に施行される予定だ。

ペットとして飼い慣らされ、従順だと思われている犬が突然豹変したように人を襲うこともある。飼い主は自分のペットが加害者とならないよう、他者と関わるときは十分気をつけなければならない。

関連URL: 12-Day-Old Baby Boy Dies After Dog 'Tipped Over' Bassinet and Repeatedly Bit the Newborn

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