
アメリカではドッグシッターだけではなく、ドッグ・デイケア(犬の保育園)もよく利用される。ドッグトレーナーが見守るなかで犬が社会性やマナーを学び、友達と遊んで過ごす日帰り施設だ。
今回の主人公犬であるミッシーは「スポットズ・プレイス」という家の近所にあるドッグデイケアが大好き。とくに月曜日にはミッシーのボーイフレンド犬であるシャギーが来る日なので朝からテンションが上がってしまう。
事件が起きたその日は月曜日だったが、飼い主はミッシーを獣医に連れて行く予定だったため、デイケアには休むという連絡を入れていた。
飼い主はミッシーにそのことを説明していたものの、本人は理解(納得)できず、なんとひとりで家を出てデイケアに向かってしまった。
驚いたのはやはりデイケアのスタッフたちだ。
「ねえみんな、犬が1匹逃げ出してるみたいなの!」開店から数時間後、受付責任者のマッケンジーさんが駐車場の防犯カメラに映る犬を見つけて騒ぎとなった。
彼女がドアへと駆け寄ると、そこには思いがけない顔が満面の笑みを浮かべ、「ドアを開けて」とせがんでいた。紛れもなくミッシーだ。
ミッシーは普段は毎日、お父さんの自転車の横を走りながらデイケアを往復しているので、そのルートにはとても詳しい。以前、デイケアへ行くためにこっそり抜け出したこともあったため、飼い主夫妻は二度とそんなことが起きないよう、入念に安全対策を講じていた。
だからこそ、その朝、飼い主のキンバリーさんと夫がデイケアからミッシーがやってきたという電話を受けたとき、2人は呆然とした。
しかしミッシーはそんなこと知ったこちゃない。獣医よりも遊びが最優先なのだ。
「彼女は最高に嬉しそうでした。到着すると、スタッフ全員のところへ駆け寄っていきました。そしてシャギーに会えて有頂天でしたよ。」とスタッフのデイビスさんは語った。
ミッシーとシャギーは、ミッシーの両親が迎えに来るのを待つ間、疲れを知らずに遊び続けた。
飼い主が迎えにくるとさすがに反省した様子だったが、そんなミッシーがスタッフたちは愛おしくてたまらない。
「ミッシーは本当に特別な子なの。小さな体に大きな個性が詰まっている」。
ミッシーにとって、家族のように迎えてくれるデイケアに通い、スタッフや友達と遊べることが生きがいなのだろう。脱走はほどほどにして、これからもエンジョイしてほしい。
関連URL: Dog Ditches Vet Appointment To Go See Her Boyfriend At Doggy Day Care








