
フロリダ州ハドソンで、隣人同士のトラブルが発端で、常識を逸脱した痛ましい事件が起きた。
クレイグ・ヴォクトという名前の高齢男性は、庭で数匹のクジャクを放し飼いにしていた。彼の近くに住む女性はそのクジャクをかわいがり、よく餌をあげていた。
しかし、それが気に入らなかったクレイグは、「餌を与え続けるなら鳥を殺す」と女性を何度も脅していた。
つい先日、女性の郵便受けにクレイグからの手紙が届いており、その手紙には、実際に2羽のクジャクを殺害した事実が記されており、ナイフで首を切り落とし、血を抜いて夕食にしたという生々しい詳細が綴られていた。
恐怖を感じた女性は警察に通報し、手紙を捜査官に渡した。
問い詰められたヴォクトは、隣人女性と過去に、彼女が飼っている孔雀に餌を与えたことで争った経緯があると述べ、腹いせに2羽の孔雀の首を切ったことを認めた。
取り調べ後、ヴォクトは「動物に対する過度の苦痛・死を伴う加重虐待罪」で逮捕された。
訴状によれば、ヴォクトは釈放された際に、ほかのだれにも世話をさせないように、残されたクジャクを全て殺すと脅したようだ。
彼のクジャクへの執着心はすさまじく、他者が触れるのであれば死なせて食べてしまうというサイコな思考は理解しがたい。
関連URL: Man accused of killing pet peacocks, eating them, over dispute with neighbor