
猫が生まれるとほとんどの子猫は違う家にもらわれていくため、親子で一緒に暮らす猫は少ない。しかし、珍しいことにおばあちゃん、母親、子の三世代の猫が一緒に暮らしているケースがあった。
悲しくも昨年母猫が亡くなったため、今はおばあちゃんのミッシーと孫のボッセの2匹暮らしをしている。20歳のミッシーはボッセをかわいがり、ボッセの顔をペロペロと舐めて毛づくろいをしてあげるのが日課だ。おばあちゃんの愛を受けてボッセはとっても幸せそう。
2匹の動画はSNSで話題となり、「小さい頃、おばあちゃんが私の髪を梳かしてくれたのを思い出すわ!すごく安心してリラックスできた。孫猫も同じ気持ちだと知って、心が温かくなるわ」
「おばあちゃん猫と孫のふれあいなんて見たことないかも。ああ、胸が張り裂けそう!」といったコメントが寄せられた。
ちなみに猫は自分の血縁関係がわかるのだろうか?
獣医学の専門家によると、母猫と子猫は、見た目が全く同じ猫同士でも、それぞれ固有の匂いによって区別できるという。子猫が成長した後も愛する者の匂いを認識できるようだ。
ボッセとミッシーの場合、母猫の存在があったので、匂いによる絆は共有していないかもしれないが、一緒に過ごしてきたからこそ「家族」だと理解しているようだ。
結局のところ、飼い主と猫も同じように、ともに過ごす時間やスキンシップがあらたな絆を育んでいくのだろう。
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