
世界中で愛されているマンガ「ピーナッツ」は、今年で連載75周年を迎える。
それを記念し、10月1日にスヌーピーはグッドイヤー社の飛行船「BLIMP」に乗り込み、愛らしい子犬3匹とともに空の旅を満喫した。
同乗した子犬たちは、ナイアガラ、ルバーブ、ポーリーと名付けられた3匹のラブラドールとゴールデンレトリバーのミックス犬で、「カニン・コンパニオンズ」で訓練中の介助犬候補だ。飛行船は生後10週の子犬たちをカリフォルニア州ロングビーチから、同州カーソンへ運んだ。
飛行船が着陸すると、スヌーピーと子犬たちは、障害を持つ人々に訓練された介助犬を提供する非営利団体「カイン・コンパニオンズ」のスタッフたちに熱狂的に出迎えられた。
子犬育成ボランティアに引き渡された子犬たちは、これから約16か月間、社会化訓練や基本的な服従訓練を受け、将来有望な介助犬として成長していく。
「カニン・コンパニオンズ」の全国理事兼名誉理事長であり、『ピーナッツ』の作者チャールズ・M・シュルツの未亡人であるジーニー・シュルツは声明で、「カニン・コンパニオンズの長年のサポーターとして、新たな子犬たちが訓練をスタートし、犬介助コミュニティの重要な一員となる姿を見るたびに胸が躍ります」と述べた。
そして、「とくに今回はスヌーピーがグッドイヤーの飛行船に乗って参加できたことがうれしい」と笑顔でつけ加えた。
カニン・コンパニオンズの最高マーケティング責任者、ジャニーン・コノペルスキーは、「50年にわたり、私たちは介助犬を通じて障害を持つ方々の生活を変革してきました。ピーナッツやグッドイヤーといった愛されるブランドとの提携は、その使命を喜びに満ちた形で実現させてくれます。
『ピーナッツ』は『温かい子犬は幸せそのもの』であることを思い出させてくれます。今回、グッドイヤーのおかげで、未来の介助犬たちを飛行船に乗って空高く見送ることができました。生涯にわたる奉仕の旅にふさわしい完璧なスタートです」と意気込みを語った。
関連URL: Puppies Beginning Service Dog Training Celebrate the Milestone with an Iconic Snoopy Blimp Ride