
中国からミネソタ州ワイオミングの港についたコンテナ船のなかで、3週間生き延びた子猫が奇跡的に救出された。
動物保護団体であるコンパニオン・アニマル・ケア・アンド・コントロール(CACC)によると、この小さな猫は、上に積み上げられた木箱が荷揚げされているときに、パレットの下に隠れているところを発見された。
3週間という長い間、彼女は結露を飲んだり、ネズミを捕まえたりして生き延びたようだ。発見された時には脱水症状がひどく、危険なほどやせ細っていた。
CACCは治療のため、木曜日に猫をノースウッズ動物愛護協会に連れて行った。
「彼女は本当に痩せていました。一度にたくさんの食べ物を与えないように少し注意しました」と、動物保護施設のレニー・ルードさんは言った。長期間食事をとらなかった動物は、時に大食いをし、内臓を痛めることがある。
ルードさんは奇跡的に生き延びたその猫を「密航コンテナ猫ちゃん」と呼び、猫のために「隠れ家」を作ったそうだ。リハビリをしながら快適に過ごせるよう、タオルを敷いている。
「彼女はまだすごく怖がっている様子だけど、面白いのは、彼女の目がここに来てからずっとまばたきをしていることだ。猫のゆっくりしたまばたきは、猫が大丈夫だというサインなんです」ルードさんは言った。
猫は食べたり飲んだりしているが、もっと体重を増やす必要があるため、里親に養子に出すにはあと数週間かかる見込みだ。
完全に健康を取り戻し、「密航コンテナ猫ちゃん」ではないちゃんとした名前をつけてもらってアメリカ生活を楽しんでほしい。
関連URL: Long, strange trip: Cat survives three week journey from China